家をご購入する際、購入資金は大変重要な問題になります。多くの方は一括でご購入することはなく、住宅ローンを用います。まずは、ご自分でどれだけの額が用意でき、ローンでどれだけの額を補うのかを考えることが先決です。また、購入資金だけでなく生活に必要な諸費用の計算も必要です。まずご自分のライフスタイルに合わせて、ローンを組むことを考えましょう。
ローンを組む場合、現在お手持ちの資金を頭金にあて、残った額はローンで支払うというパターンが多く見られます。これは、銀行などで住宅ローンを組む際、購入価格の一定額が融資額の上限に設定されることが一般的であり、いわば、全額をローンで補うことはできず、一定割合を超える部分の金額は自己資金で補わねばならないというわけです。
このような自己資金をあてる部分が頭金になり、住宅を購入される際、考えなければいけないのです。
ただ、最近では購入価格の金額に加え、諸費用も融資可能な商品である銀行もありますので、一度ご相談されてはいかがでしょうか。
では、頭金はどの程度必要になってくるかというと、一般的には購入価格の2割以上と考えられています。
それは、銀行などが住宅ローンを組む際、購入価格の8割を融資の目安として設定していることが理由とされます。この2割の頭金というものはあくまでも目安であって、可能な限り支払えるようにした方が後々楽になるでしょう。
では、どれほどの額がローンとして組むことができるのでしょうか。
その際にベースになるのは、その方の年収です。もちろん個人によって違いはありますが、基本的にローンは年収の5倍が限度と考えられています。また、現在の家賃をベースに考えることもできます。
現段階でお客様が毎月支払っている家賃を、これからローンの支払いにあてると考え、その年間の金額が年収のどれくらいを占めるかを算出します。それにより、年収負担率が分かるわけですから、それをベースにローンの金額を導き出すのです。
住宅の購入に関しては、上記以外にも多くの諸費用が必要です。 以下にまとめましたので、参考にしてください。
・不動産登記料
・印紙税 など
住宅金融支援機構の「返済プラン比較シミュレーション」をご利用頂きますと、ご自分に合ったローンが検討できます。
実際の返済の様に融資金額や融資期間が変わることで、返済額にも変更が見られます。